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入院記録 第4週 (3/26-4/1)
3月26日(木)
心配で病院に電話。昨夜は嘔吐もあり、腸閉塞の可能性も考えられる。現在食事を止め安静にしているとの事。昨日の腹部の痛みは腸閉塞によるもの。食事を一時止め鼻から管を通し胃にたまったものを出すようにしている。背中の痛みは収まっている。

3月27日(金)
(障害者手帳申請)
今日は昨日とは違い顔色が良い。手の点滴が右手に変わっていた。鼻からの管は胃まで。(効果無い時は腸まで)背中の痛み止めは一時中止。背中の痛み止めが腸の動きを弱めた可能性あり。腸閉塞は手術の合併症。喉が乾くが何も口に出来ないので氷水をうがいする事で癒やす。
O先生の説明は裕美が動けないので部屋で行う。病名は扁平上皮癌。裕美は取り乱す事なく、冷静だったがショックだった。癌の治療は腹部の洗浄が終わらないと始められない。一つ一つ順番に治していく。裕美も承知したようだ。
帰宅後高齢の祖母以外の家族みんなに裕美の病名を伝える。子供達はショックだったようだ。みんなで裕美が治療に集中できるようサポートする!
今日はMRIで二分脊椎の経過の見る。問題無い様だ。

3月28日(土)
顔色かなり良好。昨日冷たかった手も温かく、動きの無かった腸の一部が動いているのを感じている。だがまだ動いていない部分もあるので痛みはある。昨日の告知はゆっくり受け入れている様である。散歩して髪の毛をシャンプーしてもらい「気分はサイコー」だって(^_^)お袋が見舞いに行く。お袋も癌経験者である。我慢してた思いが一気に吹き出したそうだ。

3月29日(日)
フランジ交換はお湯をつけた布を端からしませて、皮膚をおしながらゆっくりはがす。ステンドが抜けないように気を付ける。皮膚に優しい弱酸性の石鹸を良く泡立てて洗い、すすぐ。皮膚を乾かしてから(パウダー等使用)フランジを貼る。フランジの穴の大きさは人口肛門の赤い部分より3ミリ程度大きく切り開ける。
着替えに立ち会う。まるで茶道の様だ。患者に負担がかからぬ様一つ一つの動きに無駄が無く洗練されている。お腹はまだ痛む様だ。歩行訓練を終え寝る(-_-)zzz・・・
緑茶の保存期限が11月なのを見て、不安な気持ちになった。
午後の歩行訓練は靴を履き、午前より距離が伸びる。明日大部屋に移動予定。

3月30日(月)
(12:15早退、健保限度額適用申請)
671号室に移動。4人部屋だが2人で利用。さすがに一人部屋とは訳が違い、動作・会話に気を遣う。同室の年配の女性も自然な感じである。
裕美は腸に関しては余り痛がらなくなってきた気がする。でもスペースはやっぱり狭い(>_<)
麻酔科のO先生(初対面)が、背中の管から入れた麻酔薬は腸の動きには効果的と説明。逆だと思っていた。交感神経を麻痺させると腸が動くそうだ。
新しい主治医のT先生に初めてお会いする。鼻の管からの液体の出が多いのは腸が動いていない証拠。3~4日経過したが回復しない。原因が腸管が細くなっている為か、動きが無い為か判断する為に管を腸まで通す内科的検査を近々行うそうだ。(緊急性は認められないとの事)

3月31日(火)
娘が見舞いに行く。
神経内科の先生が足を診察。障害者手帳3級との事。明日か明後日に腸までの管を一週間弱いれるとの事。水は飲めるらしい。

4月1日(水)
点滴が左に移動。体をより大きく起こす事ができるようになり一人でうがいをする。又氷一粒を口に含む許可がおり、少し気分は上向き(^_^)v
レントゲンで腸のガスが減っているとの事で鼻からの管は腸まで伸ばさず暫く様子を見るとの事。
by taira_hisashi | 2009-08-01 07:43 | 第4週 (3/26-4/1)
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3月に入院してしまった裕美へ。君が良くなる為ならば、僕の全ての幸運を君に捧げる。だから、神様お願いっ!

by Taira_Hisashi
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